
写真はネットからお借りしました。
弱毒性とは言いながら、新型インフルエンザウイルスはジワリと世界に広がっている。
WHOの見解では数ヶ月前にメキシコで発生し、鳥+豚+豚+人、合計4種類の
インフルエンザウイルスが混ざり合って誕生したのだそうだ。
生物学上は非生物とされているウイルス、電子顕微鏡下でしか見えない極微細なもの。
自分自身では増殖できず生物の細胞に潜り込み、
忍者さながらにウイルスの遺伝子『DNAあるいはRNA』を生物の遺伝子と置き換える。
それが感染で、さまざまな悪影響を生物に起こす。
極微細なエイリアンとも呼べるウイルスは犠牲となる生物を探す能力だけは有るようで、
細菌と共にこの地球上で度々大流行を繰り返してきた。
感染症の歴史に詳しく記載されています。
不思議な事に今回の新型ウイルスは60才過ぎの人に感染が少ないと言う。
またアジア人の感染例の少なさも特筆される。
あの広大な国土を持つロシアやアフリカ黒人の感染例も聞こえてこない。
生物ではないはずのウイルスが、どうやら選り好みする能力を発揮しているようだ。
細胞分裂の早いウイルスには
遺伝的に取り付き易いのか若者に取り付き、弱毒のまま世界に分散、
その間に人から人へ弱い感染を繰り返し、人体内で忍者として生き延び
人体内で少しずつ変異体質を高め、突然変異した猛毒性を獲得し人類を襲う。

パンデミックが想定される中で各自治体や病院関係者の足並みが乱れている。

WHO当局者は世界的大流行を示す基準となる、
フェーズを『6』に引き上げる方向で検討が進んでいる。
兄貴分の強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)は強毒性の故か世界的流行にならずに
何とか押さえ込まれている。
アジアの一部の国では鳥インフルエンザが未病の形で人体内に潜んでいるはずであり、
今回の新型ウイルスと混ざり合った時、どんな結果を招くのか予測が付かない。