とっとっと・・・の使い方知ってる?とブログ友から♪恋煩い~の記事にコメントがあった。
妻は怪訝な顔、
九州弁の特徴は同じ言葉でもアクセントの付け方で意味が異なる点である。
「とっとっと」の使い方の例として、
語尾の上げ下げだけで同じ「とっとっと」でも疑問と肯定となり意味が異なる。
1、貰いもんのその菓子まだ「とっとっと↑」=取って置く・・疑問?
そうたい、楽しみに「とっとっと↓」・・肯定
2、その席は「とっとっと」 取っているのですか?
そうたい「とっとっと」 そうです取っているのです。
語尾の「・・とっと」は便利な言葉で、
ネット検索したら国府高校PC同好会が纏めていたので引用させてもらう。
----------------------------------------------------------------------------- あっとっと 会っている、合っている けっとっと 蹴っている いっとっと 言っている、入っている こっとっと 凝っている うっとっと 売っている、打っている さっとっと 去っている えっとっと 選(え)っている しっとっと 知っている おっとっと 追っている、織っている すっとっと 吸っている、刷っている かっとっと 買っている、飼っている せっとっと 競っている きっとっと 切っている そっとっと 剃っている、沿っている くっとっと 食っている、繰っている ・・・ ・・・・・・・・・ -----------------------------------------------------------------------------このように、「ら」行以外は語尾に「とっと」を付ける事で会話が成立する。
ブログタイトル、「よか余暇よかもん」の「よか」などは、
肯定、否定、自問自答、etc,使い勝手で便利な言葉ですよ。
忘れかけていた方言の一言で、妻と二人、喉の痛みも忘れて笑い転げました。
昭和40年代頃まで、中越地方の会社では、若い女性でも越後弁で
おら、おごった~、しょうしい・・・・私、大変だ~恥ずかしい・・
味のある方言丸出しでしゃべっていました。
男同士で相槌の承諾言葉は、
だすけそ~~、
そう、だんだんだがや・・・・最初の頃は?????でした。
九州の父母と、妻の義父母との間では言葉が半分も判らない状態でした。
通訳はもちろん私でした。
子供たちは九州弁と越後弁のバイリンガル環境の中で育ち、
夏休みの宿題で、九州弁と越後弁の対照表などを作っていました。
お陰さまで久しぶりに故郷を思い出しました(笑)