正月ボケの目に読売新聞トップ記事で「海底資源本格開発へ」の活字が飛び込んできた。
今後10年で日本近海のエネルギー資源や希少金属資源などを調査、
本格的な採掘に向け、政府の舵取りが決まった。
資源小国日本に取って、日本の領海と排他的経済水域に眠る海底資源は貴重な資源である。
今の現状は先端産業に欠くことのできない希少金属などを
一部の国「中国。ロシア、南アフリカ」に頼っているため、価格高騰に晒されているのだそうだ。
特に希少金属(レアエース)は強力な磁石の材料となり、
パソコンのハードディスクやハイブリッド自動車のモーターに欠かせない物だそうである。
約9割を中国からの輸入に依存しているそうで日本は喉首を締められているのと同じである。
日本近海にも海底資源はこんなに有る。
隣国の中国や韓国、ロシアが先行して日本近海の海底資源調査を実施しており、
遅まきながらの政府の舵取りである。
歯がゆい思いをさせられていた政府の態度が希少金属高騰で漸く前向きになったことは、
新年度になって喜ばしい事である。