理髪店での雑談は御近所情報が飛び回る。
○先日の救急車は、眼鏡屋の御主人が軽い脳障害となり呼んだもので、大した事は無かったらしい。
●角のお婆ちゃんが、亡くなって今日お通夜だそうだ・・・
○助けて~~の悲鳴は聞こえなかったよ・・・
●あそこの会社は、リストラの代わりに、半日交代出勤し始めたそうだ・・・
喧々諤々、お客が変わるたびに話題が変わる。
そんな中で、話題が集中していたのが、今、山のキノコが大豊作で大勢の人が山に入っていると言う。
去年今年とカミキリムシの異常発生の所為か山でナラやクヌギの木などが沢山枯れて、
雪が降らない事も重なり、今頃キノコの大発生が起きているのだそうだ。
例年なら山は積雪でキノコ狩りなど出来ない状態である。
今年はキノコをたっぷり採った全部塩漬けにした・・・と話が出ていた。
温暖化を喜ぶべきか?、枯れ山を悲しむべきか?
樹木の害虫が樹木を枯らし、禿げ山を作り出し、ぬか喜びのキノコ狩りの後、
何かの災害がおきそうな気がする。
古今東西、床屋は情報の坩堝である。