この度頂いた紙細工作品と訪問したお宅の猫ちゃん(みみちゃん)
今朝になり腹具合が回復し、
兼ねてより計画していた、癌入院時の思いがけないお見舞い品のお礼参りに出かけてきた。
カーナビに住所を打ち込み、いざ出発。
走りなれた道であるが、十日町市郊外の残雪は道路脇で1mを超えうずたかく積もっていた。
カーナビが示した目的の新築された大きな家の前で停めた後、
目的の家を確認した人が、外仕事をしていたご主人であったことで吃驚した。
その家の前にある家は、入院時お世話になった看護師さんの実家であった。
快く招き入れられ、お礼の言葉もそこそこに奥様と、米寿を迎えた88歳のおばあちゃんに紹介された。
お婆ちゃんは熱心に次の作品を制作中であった。
製作当初は手本の本に頼っていたが今は創意工夫で作っているとの事である。
部屋には完成した様々な作品が所狭しと飾ってあり、
持ちきれないほどの作品をお土産としていただいてしまった。
御主人は川西町に多大な貢献をした人であり、日帰り温泉施設「千年の湯」の関係者でもある。
帰り道、ぶらりと千年の湯を訪ねてみた。
退院後、初めての日帰り湯である。
掛け流しで加熱も循環もしない天然そのままの湯は、黒味がかった透明感のある赤錆び色であり、
室内風呂も露天風呂も体が慣れるまで熱かった。
癌細胞は熱に弱いと聞く、天然温泉は癌にもきっと効果があるのだろうな。
妻が一足早く上がっていて、体が火照り湯上りに飲んだジュースは体に浸透した。
食事は取らなかったが、温泉探訪はライフスタイルの一つになりそうです。