上の写真は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会からの借り物です。
昨日、妻と観に行った「ALWAYS続・三丁目の夕日」思わず引き込まれ時間のたつのを忘れてしまった。
当時の生活へ思わずタイムトラベルしてしまいましたよ。
希望に燃えていたあの時代、今の段階の世代の親達はがむしゃらに働いた。
私の時代でも巷では昇給率が10%を超えるなど当たり前であった。
バブル崩壊までは何も恐れず前向きに明日を夢見て働いてきた。
今日はラジオだけだが、
明日はテレビが持てる、
冷たい洗濯の手洗いが明日は電気洗濯機が入る、
氷の冷蔵庫は電気冷蔵庫に変わった時代、そこに私も青春時代を生きてきました。
銀幕のスターは健在で、スクリーンのヒーロー達に拍手を送る、観客全員が純情でした。
豊かさを求め続け、車も電気製品も当たり前に持てる時代になり、
親の手から離れた今の若者は大海に放り出された帆のないヨットで右往左往しているようなもの。
昨夜10時のNHKスペシャルで派遣社員の本音が語られていた。
私ら年代から見れば今の若者は、
学生生活を謳歌し過ぎ、
自信過剰の自分を反省もなく、
社会を見下し、
責任回避が専攻し
正社員の下積みの苦労を回避し、
派遣を選び、
将来に不安を抱きはじめ、
そして今後悔している。
自業自得としか言いようがない。
多くの企業はその風潮を利用し
正社員を抑制し、
派遣に仕事を任せて人件費の自由度を増している。
「三丁目の夕日」の時代を懐かしむ心は日本人共通の郷愁であろう。
心がけ次第では、人心に関しては覆水盆に帰るはずと信じている。