写真はネットから拝借したものです。
間もなく、日本独自に打ち上げた、月探査ロケットが、月周回衛星「かぐや」を月の軌道に乗せる予定です。
中国や韓国ならば国を挙げての大騒ぎをする所でしょうが、
世界に誇れる科学水準なのに日本の報道は静かすぎです。
人類に取って月は身近な存在で、日本人なら誰でも月のウサギの話を聞き育ちました。
アメリカだけが独占していた月の探査結果がハイビジョン撮影されて、間もなく茶の間にも届けられるでしょう。
今回の「月周回衛星かぐや」は、15項目にも上る観測ミッションが組み込まれています。
こちら⇒【月周回衛星・かぐや】で確認してください。
平安時代に新古今和歌集を編纂した、「藤原定家」は月に関するこんな和歌を作っていました。
◎ なにとなく心ぞとまる山の端にことし見初むる三日月のかげ
◎ おおぞらは梅のにほひにかすみつつ曇りもはてぬ春の夜の月
◎ 風のうへに星の光は冴えながらわざとも降らぬ霰をぞ聞く
今週の秋空は晴れる予報です、中秋の名月は終わりましたが、今晩は月を眺めて月に思いを馳せましょうかね。
月に関してどんな思い出がありますか?