結婚したての息子夫婦を故郷の先祖の墓前につれて行くことになり、色々計画を練っている。
母がまだ健在の頃、母と連れ立って日本で最も古いといわれる、大己貴神社(おおなむちじんじゃ)に、
子供二人の結婚が速く決まりますようにと願を掛けていた。
地元では、「おんがさま=恩が様」と尊敬の念を持ち言い習わしていた。
縁結びの神として有名な、出雲大社は、この神社から発展したものとも聞いていた。
神功皇后の新羅征伐の際にこの神社が建立されたと伝えられている。
延喜式にも、日本書紀にも、古事記にもこの神社の事が記載されているそうである。
この神社は小学低学年の遠足の場所でもあり、家族団欒でも何度も訪れていた。
「大己貴神社」と検索すれば音楽付きの詳しい説明まで見られる・・・便利な時代である。
邪馬台国、卑弥呼の故郷は我が町なりと、日本各地で叫ばれているが、
甘木もその一角を占めている。
以前もブログで紹介したが、
安本美典教授が長年検証されている。邪馬台国・甘木朝倉説にくわしい。
甘木市は、朝倉市と名称変更したが、元々が朝倉郡甘木町であったから。致し方ないところである
近くの三連水車は日本唯一の存在として脚光を浴び続けている。
その近くに、斉明天皇や、中大兄皇子(天智天皇)の関連遺跡が点在している事は、余り知れれていない。
橘の広庭公園や、木の丸殿(このまるでん)跡など古の昔に浸るには十分な旧跡がある。
ここも遠足の場所のひとつであった。
息子夫婦の興味に従い案内する楽しみに今から胸が高鳴っている。
所が宿探しが難航した。
学生に7月末から夏休みが有ることをすっかり忘れていた為、宿探しが出遅れてしまったのです。
狙っていた宿は全て埋まっていて取れなかった・・・アセアセ。
それでも何とか宿が予約できホッとしています。
さてその日になるとどんなハプニングが待っているか、今から楽しみです。