写真は借り物です。
不二家のチョコレートに蛾が付着していた事が、トップニュースで流されている。
額面通り受け止めれば、メーカーの苦情処理係の対応は言語道断に当たる。
同じ食品製菓業界で働いていた体験から言うと、蛾の発生は年中起きる可能性があった。
「ノシメコクガ」参考資料です。など穀物に付きやすい蛾はどこからか工場内に舞い込んで来ていた。
ピーナツに産み付けられていた蛾の卵が包装後内部で成虫になり消費者が発見して問題化したこともある。
「ノシメコクガ」が未使用のダンボールの山型の穴に大量の卵を生みつけ工場内に蛾が大発生したこともある。
この種の蛾は特に油物が好きで、好んで油使用の菓子の袋に穴を開けて進入して来る。
幼虫でも袋を溶かし侵入してくる。
菓子メーカーは虫やネズミとの闘いは織り込み済みで、普通なら対応も出来ている筈である。
不二家の苦情係の対応は考えられない話である。
被害者とマスコミのタイミングがよすぎ、話が出来すぎていて、私には眉唾としてしか聞こえない。
不二家を庇護するわけではないが、担当者の対応は有り得ない話である。
泣きっ面に蜂の例えもあり、不二家はお気の毒、顔を見せない被害者にどこか違和感を感じている。