彼岸の中日、雲一つない快晴です。
墓参りには絶好の天気となりました。
仏壇の中を整理していて、
妻の曾祖母が、明示36年2月~4月19日にかけ、
西国33カ所巡拝の奉納経の記録を書いた綴り帳が出てきた。


前にその時の掛け軸と黒く変色した金剛杖をブログで紹介しましたが、この綴り帳には気づきませんでした。
今年の4月2日に書いたブログ文→残された遍路杖と掛け軸です。
わざわざ真冬の2月に水杯で旅立っている所を見ると、苦行のつもりだったのかも知れません。
先達がいたのか一人の旅立ちかは今になれば知るよしもありません。
おそらくは何かの講?に入って行ったと考えるのが妥当ではないかと思います。


長野の善光寺を手始めに、各聖地を巡拝しながら、紀州高野山も詣で、西国33カ所で書き込みを貰っています。










日付の最後は4月19日永平寺を詣っています。
当時の交通事情からして、かなりの強行軍であったことは想像出来ます。
今の私にはとても実行出来そうもありません。
この納経綴り帳を長く保存して行くつもりです。合掌。