今日の午前中に妻を知り合いの内科医の所へ連れて行き、点滴をして貰った。
こんな時は何時も飲まず食わずになり、急速に体力を落とす。
医者に迎えに行き帰り付いた後、お茶を一口飲んだだけで後は寝たきりで起きられない。
額の熱はさほど高くないが手の中が熱い。
大人用の冷却シートを額に貼り、寝室で安静にしている。
時々のぞき見ると口だけは元気である。
明日、朝の様子を見て次の対応は考えることにする。
所で私の鼻は敏感に病気を嗅ぎ分けるような気がする。
私の感覚では、体の内部から発生する病臭には何かそれぞれ特徴があるようである。
癌の匂いは嗅いだことのある人は決して忘れない臭いとなるはずだし、
脳梗塞の匂いは、頭からにじみ出る匂いが、独特の臭気となり発生してくる。
詰まった血液が腐って発生してくる臭いと思う。
寝たきりの人を看病したことのある人は、病臭の何たるかは判ると思います。
ダイエット臭も勿論あり、娘から厳しく指摘された。
この臭いは、内部脂肪が燃焼し自己消化する時の臭いであろう。
中耳炎や蓄膿症の人などは、内部に溜まった膿の臭いがする。
胃から来ることが多い、口臭などは誰でも判る臭いであるが、臭い全てに関して、
発生させている本人にはその臭いがあまり判らないという特徴もある。
脳疾患であるアルツハイマーの臭いも車などに同乗させるとてきめんに判る独特の臭気がした。
昔の行者などはこんな臭いの変化を敏感に感じ取り、治療に役立てていた物だろうと最近感じている。
妻の発病から、思わずこんなブログ文となりました。