日本各地が大雨被害で大変なことになっている。
幸い新潟県の信濃川水系では今のところ被害は出ていない。
今回私が撮しているこの場所近辺でも、過去には大被害に度々見舞われています。
この場所の水深は通常でも40メートル程有り、他の1級河川の10倍以上の水深がある。
今回の長野県での大雨でここの深さが過去3番目の水深を記録した。
私が撮影した時のおおよその水深46メートルが
5時間ほどで水深48メートルを超え、
深夜には観測史上過去3番目の深さとなる48,61メートルに達した。
今は危険水位から警戒水位以下となっている模様だが、降り方によってはまだ危険が残る。
暴れ川のこの場所に初めて橋が架けられたのは資料に次のように書かれている。
小千谷と「ひ生」を結ぶ旭橋が初めて架橋されたのは明治20年(1887)。 小千谷町の富豪西脇氏と久保田氏が架橋に尽力し共同出資した。 11月17日に工事は竣工し、同20日に竣工式が盛大に行われた。 当時は私設で通行料が一人につき一銭二里を徴収した。 明治29年7月の大洪水により中央部65間が流失した。 このことにより西脇・久保田両氏は県に旭橋を寄付し公営となる。 同31年1月、県費により旭橋の修理が完工するとともに橋銭が廃止された。
それからも何度か架け替えては流され今の状態になったのは昭和30年以降である。
参考資料は[こちら]です。
写真に写る旭橋もこの雨で一時通行止めとなり今は開通しています。
災害がますます先鋭化してきた昨今、被災した方は本当にお気の毒なことです。
幸いに今回は巻き揉まれなかった人も注意が必要です。