

体の不調から漸く開放されたのか昨日の朝の妻の一言。『反省、カテゴリが違っていました、?です』
今日は五合庵に行くよ・・・来たなが正直な感想・・・いつもの事である。
化粧をしている間に愛車プリウスの洗車とワックス掛けを手早く済ませた。
良寛さんの庵跡「五合庵」は越後最古の名刹国上寺山腹にある。
越後新潟を語る時、国上山を含む弥彦神社で代表される、弥彦山を無視する事は出来ない。
この一帯を題材にするだけで、ブログ一月分に値する文が自分にでも書けそうだ。
今日のドライブは妻のお供で国上寺の五合庵と定めた。
スライドショウは→[こちら]です。
何度も通い慣れた五合庵、最短距離を取り、
途中で分水町にある「酒呑童子の屋敷跡」に車を停めた、屋敷跡は竹藪に覆われて荒れていた。
国上寺までは古くて狭い昔の県道を経由して一直線。
車で上り詰めた所に駐車場と茶店がある。
緩い坂道の途中に「呆け封じ観音様」が作られている、最初に訪れた35年ほど前には無かった仏様。

なにとぞ呆けませぬようにとお願いし、目と鼻の先の国上寺へ参拝に向かった。
ここは真言宗の古刹、空海上人縁の場所でもある。詳しくは→[くがみ山国上寺]公式ホームページを見て下さい。


本堂前の小さい池には「黒サンショウウオ」が生息していて大切に保護されている。
偶然の出会いは此処でもあった。

水子供養の場所の前にある、お焼香場所で思わず口から出た地蔵和讃の一節。
「これはこの世のことならず、死での山路のすそ野なる、賽の河原の物語・・・」
たまたま居合わせた国上寺の和尚さんから声が掛かった。

どちらからお出でですかと。
これが話の切っ掛けとなり、立ち話ながら話が弾んだ。
今思うと畏れ多い事だが和尚さんを通し空海さんと話をしていた気分がする。
五合庵への下り階段に向かう途中で外国人(米国)一同と出会った。
良寛さんを愛する禅の会のツアー参加で来たと言う。
良寛さんの事ども二言三言言葉を交わし、あちらに和尚さんがおられるからお聞き下さいと別れた。
五合庵は粗末な庵、此処で修行の毎日ではさぞ応えた事だろう。

年配者の階段の上り下りが大変との事で今では駐車場から五合庵まで見事な吊り橋が架けられている。
茶店で一服し先ほどの外人さん達と目顔で挨拶を交わした。
NHK「英語でしゃべらないと」聴講していればな~~~
弥彦神社その他の記事は次の機会がある時に・・・