今日の朝の散歩で、昨日撮したアジサイの前に一人のお年寄りが佇んでいた。
話しかけるとここのお寺の檀家とのこと。
ここのお寺の先代の住職は柏崎にもお寺があり、子供が独立したらここに住まわせると良いながら、
一日延ばしで、結婚したら、子供が生まれたら、入園時期になったらと言っている内に亡くなり
子供さんはそのまま柏崎で跡を継いだ、それ以降住む人もなく荒れたままです。
葬儀や法事がある時だけは来てくれますと、寂しそうに話されていた。
檀家数が30軒ほどしかない小さなお寺では生活の術が立たないのだから仕方ないことですと話され、
悲しそうに歩いて行かれた。
金が全て金が敵の世の中では良く聞く話ですが、やりきれない思いに駆られました。