国が破れると仏様もこんな有様になる。
この写真は中越地震後の11月7日に撮影した物です。
この写真は中越地震後の11月7日に撮影した物です。
国民のあずかり知らぬうちに、国の借金が800兆円を超えたという。
それに対比するように、個人金融資産は1500兆円を突破したと報道されている。
企業は前向きに設備投資や合併に意欲を見せ、個人は預貯金から株式投資などに資産移動して、
財産の運用に意気盛んである。
これはパソコンの大衆化が拍車を掛けた結果であり、先行きに不透明感も含んでいる。
しかし国も地方自治体も借金体質の火の車の解消には四苦八苦している。
何とかなるだろうの行政の甘さが瀕死の重傷体を作り上げた。
財政制度答申審議会の解答では増税無しの財政健全化なら、27兆円の歳出削減が必要であると解答している。
気が遠くなる数字の羅列だけがむなしく頭をかすめていく。
消費税増加、福祉の減退はもう始まっており、この先如何なることか。
その昔鎌倉時代にあった、[徳政令]が頭をよぎる。
戦後日本でも、新円切り替えにより大幅な貨幣価値の変化が世の中をひっくり返した。
国が財政破綻国家となると、今までの貨幣価値はほぼ0となる。
いくら国民資産が有ろうとも、金融資産価値はがた落ちし、国民は塗炭の苦しみに見舞われる。
国を自治体を破綻させれば元も子も無くすことは、諸外国が証明している。
国の借金国債だけでも500兆円有るという。
経済活動が活発化し税収が伸びる事だけが、借金返済のわずかな望み・・・
国は泣いて馬謖を斬る覚悟で果敢な政策をまず公務員削減で示し、
国民にも国の実情をよく説明し、理解を求めることが急務である。
国破れて山河有りでは困る。
国栄えて、諸外国に範となす、となってほしい。