本日、妻と連れだって天下の奇祭、ほだれ祭りを見学に行った。18禁のお祭りである?
「ほだれ」とは、稲穂が実ると頭を垂れる。五穀豊穣を願う祈りと、
男根が頭を垂れている状態を連想し、子孫繁栄を願った行事だそうだ。
ほだれ祭り紹介ホームページはこちら→栃尾市下来伝に伝わる伝統行事 2003年の映像です。
この映像の、ど迫力に納得でしょう。
ここ下来伝は新潟県栃尾市の山奥にあり、この祭りは江戸時代前から伝えられていたものの、
知る人は少なかったのだが、村おこし町おこしの一環として宣伝効果が上がり、
今はカメラ片手の外国人もかなり来ている。
聞く所に因ると、その昔、石造りのご神体を包み込むように男杉と女杉が立っていた。 ある時、雷に打たれて男杉が枯れてしまった。 女杉は悲しみ村中の男を男杉の道連れにしたと言う。 村には後家さんが溢れ、困った村人は、石の男根を女杉の、 洞の中に治めてこれで気を治めてくれと,たのみ込んだ。 女杉は長い年月を掛けて石の男根を包み込み外からは見えなくなった。 村人は神木で新たなご神体を作り、お御堂に安置した。 それが長さ2,2メートル重量600㎏の映像のご神体です。
祭りの見物客の中に中高生以下の子供は一人もいなかった。
やはり恥ずかしいのであろう。
見物客の車は山道に片側駐車、5~10分は舗装道路の山道を登らされる。
今年の初乗り花嫁は9人、山里にしてはかなり多い。
20年程前に見たときは2~3人しかいなかったし、恥ずかしがって、
ご神体に乗ること自体辞退していた。
ご神体に乗ること自体辞退していた。
我が股間の息子も年を経て「穂垂れ」となり果てているが、願わくばと、お祈りしてきた。
今回撮ってきたスライドショウはこちらです→今年のほだれ祭り。