心の病から明日への希望を | よかもん人生のブログ

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社会全体に心の病、鬱(うつ)が広がっている。

30代現役バリバリの若者が鬱の為出社できなくなったり、

定年後の燃え尽き症候群のため、鬱となり地域社会にとけ込めない、男性などの話題には事欠かない。

今では小学生12人に1人が何らかの鬱症状を示しているとの報道まである。

その原因は様々だが、共通していることは、周りを覆う絶望と言う霧のため、

近未来にまで希望を見失っていることである。

ニュースメディアから流されてくる物は、不正と不審の話ばかり。

小さな社会、家庭まで崩壊が進んでいる。

日本は高度成長の後、金さえあれば何でも出来ると、拝金主義が蔓延ってしまった。

我々世代の親は、子供に物を与えられるだけ与え、猛烈社員とおだてられ仕事に邁進した。

その結果が、鬱の蔓延である。

家庭を顧みる暇さえ作らず、仕事のみに生き甲斐を求めていざ定年退職したら、

地域社会とはとけ込めず、妻との心の絆は既に切れていたことにやっと気付く。

その行き着く先は熟年離婚の大増加。

その子供達30代を中心とした若者は、欲望の歯止めが無く、仕事の壁の前に無力である。

気ままなセックスを謳歌して結婚したまではよいが、不倫がその延長線上に待ち構えていた。

離婚、離婚、離婚のオンパレードである。

一番信頼したい親の離婚を目の当たりに見た今の子供達の目は暗い。

鬱からの脱出方法はただ一つ、人それぞれが、自分なりの希望を見つけ出すことに尽きる。

その方法の一つは、身近な命を自分が生かしてやることである。

その対象は植物でも動物でも自然でも良い。

生かしてやったことは、喜びに結びつく。

先の見えない深い霧に一条の希望の光が差し込んだ瞬間となる。

強制でなく周りが暖かく見つめ続けることが肝要である。

セックスという本能は自由奔放であってはならない。

鬱の発生増加の根源に、崩壊社会がある。

日本人本来の理性社会を取り戻したい。