利益追求の果ての事件がらみのニュースが茶の間を駆けめぐる。
我欲の極みが、公私ともに倫理観を失わせ、企業の利益追求に一役買っている。
防衛施設庁の不祥事は氷山の一角であろう。
施設庁の談合配分表とは言語道断である。組織的主導が嘆かわしい。
国を護るべき組織から、この体たらくだから、あの蛇蝎にも等しい北朝鮮からまで馬鹿にされる。
これでは民間のホテル東横インの問題やライブドアの問題など、影が薄く感じる。
世界は彼方此方で、きな臭くなってきている。
イスラム対キリスト(ユダヤ)圏の対立が鮮明になると、世界大戦にまで発展しかねない。
日本は仏教圏としてそれだけは絶対避けねばならない。
そこでイニシアチブを取れる国が日本であって欲しい。
その為にも、倫理観を高めた国造りを政治家は心して欲しい。
未来が例え闇夜に提灯を持ち歩く不安定さであっても、国民全員が持てば大道でも明るくなる。
決して欲望のバベルの塔を作ってはならない。
どんな大地震にも耐えうる、堅牢なる国の塔でありたい。
一国民からの政府に対する要望である。