日本人の心に時代を超えて切々と訴えかける戦船は戦艦大和をおいて他にはない。
その壮絶な最期は、戦った相手にも、畏敬の念を持たせるほどの物である。
映画を見つつ自然と涙が流れてくる。
見終わった館内は粛として声もない。
俳優がどうの言葉がどうのなど問題ではなく、超越した感動が館内を覆い尽くしていた。
大和は国のまほろば・・・戦艦大和は国そのものであった。
戦いに敗れる事を知りつつ、散っていった魂は、楠木正成や西郷隆盛の散りざまにも通ずる。
残された日本人に負けた事を踏み台として、甦る不死鳥の心根が有ればこそ、英霊は浮かばれる。
多くの人がブログ文でいろんな感想を書いている。
その為ストーリーや俳優については此処であえて書かない。
戦後60年を記念して制作された超大作映画「男たちの大和」は絶対に見るべし。
後ろで見ていた若い女性4人も泣いていた。他の人も例外なく泣いていた。
館内の売店では大和に関する全てのパンフレット類が売り切れていた。
これ一つとっても注目度が解る。
文末に大和の動画ムービーのURLを貼り付ける。
予備知識を持った上で、ぜひ見に行って欲しい映画である。
後輩に思いを託して壮絶にそして誇り高く死んだ日本人がそこにいる。
この感動を分かち合いたい。
「男たちの大和」;http://www.yamato-movie.jp/index2.html
、