新春3日目にして窓の外では雪が舞っている。
右に左に飛び交う雪には力強さが感じられない。
年末に襲いかかってきた大寒波もお屠蘇気分で一服してくれた。
正月を故郷で過ごした人達にとって、職場や家庭に帰るには好都合である。
1日に行った初詣では、NHKのテレビが地元の二荒神社で取材をしていた。
此方が犬連れのためカメラを向けていたが、はたして放映されるか疑問である。
行き交う人には戌年のためか良く声を掛けられた。
見ず知らずの人ながら犬好きの人は座り込んで犬達の頭をなでてくれる。
地域の人とのコミュニケーションに今年は犬が特別役に立つ。
地震で倒壊していた鳥居は再建されていたが、本殿は未だ修復されず、痛々しいままである。
三々五々人が参拝に訪れ、何を祈願しているものやら。・・・
息子と娘の結婚相手が決まりますようにと毎年お願いしながら、未だ聞き届けて貰えない。
それでも又お願いした。
親馬鹿チャンリン丸出しである。
息子も昼過ぎ帰るという、お盆まで又半年間の別居となる。
何か一つだけ聞き届けてくれるなら子供達に良縁が欲しい。