凍てついた朝の散歩はすがすがしい。
町中が休みのためか空気が澄んでいて、いつもより新鮮な空気が体を駆けめぐる。
7時半と言うのに今朝は人っ子一人いない。
40分間ほどの犬との散歩中一人も人に出会わなかった。
日本が平和であるために、各家庭、個人ともども元日疲れで、朝が遅いのであろう。
散歩中にふと頭をよぎった事がある。
年末に買い込んで一読していた「日本人なら知っておきたい武士道」という小冊子。
一人一人が責任感を持って自分自身の役割をはたすための道徳が本来の武士道と書いてある。
そしてその核になるのが,和の心。
責任感のある生き方をとるためには、まわりとの「和」を大切にしなければならない、
それが日本人らしさをかもしだし、国家主義的色合いが濃い大和魂から「和の心」へ
意識転換する事により、日本人らしさはより深まる。
昨年は周辺国が日本叩きの大バッシングをして自国民を纏めようとしていたが、
日本が微動だにしない事を見たのか、中国の知識人の間で、日本人とは何だ?の考えからか、
武士道を紹介した「菊と刀」が中国でも出版されベストセラーとなったと聞く。
忍耐と努力、それに伴う連帯感が日本人の血に流れている限り、
武士の子孫に限らず、農工商全ての国民が、武士道精神を持つ。
ここで再度言う。がんばれ日本。明るい未来に向けて、今年もがんばろう。