耐震偽装問題は止まる所もなく広がりそうだ。
これは新型ウイルスの発生に似ている。
まだ死者こそ出ていないが、コンクリートの体内に内部崩壊のキズを隠し、地震や時間の経過を密かに待ち続けている。
偽装発生源が、姉歯設計事務所だけではないことが次第にわかってきた。
新潟県も例外にならず、南魚沼市総合福祉センターは、
耐震強度基準が59%しかない事が既に判明した。
ここは姉歯とは関係ないが、故意かうっかりか、
床の自重を1000分の1としてコンピューターに入力している。
更に,2階浴室と脱衣室も1000分の1、お湯の自重は計算外、これではうっかりミスですまされない。
既に使用禁止となったが、類似偽装が全国でどれだけ発生しているか、考えただけで背筋が寒くなる。
こうなるともうインベーダーである。
誰がどこで建物から命を奪われるか判ったものではない。
政府は言う; 民間に出来る事は民間に任せる。・・・嘘も方便としか聞こえない。・・・
今も、犠牲者は自己負担に泣かされている。
こんな行政の民間委譲が今も着々と進行中である。
個人の能力で購入物件の真贋を見抜く事は、至難の業である。
家が車が家電が食料が・・・全てに偽装が蔓延している世界では性善説など、単なる風花にすぎない。
悪い奴ほどよく眠る世の中にはしてはならない。
善人の人権を守る意識が行政にあるならば、
法改正をして類似事件は割に合わない位の厳罰刑を新設して貰いたい。
これが私の考えです。ブロガーの皆さんはどう思われますか。・・・