12月号の文藝春秋の記事に関し、カナダ在住の、ブログで知り合った友人から、
手に入らないため、内容を教えて欲しいとのコメントを頂いた。
微力ながら要点を纏めて書き出してみます。
巻頭に書かれた記事。警告リポート、奪われる日本に関する要点抜粋です。
過去に「拒否できない日本」を出版された。ノンフィクション作家の関岡英之さんの記事です。
米国の日本改造計画が、公開情報である、「年次改革要望書」と言う外交文書に書かれている。
1993年から毎年政府間で取り交わされ、日本政府は要望書内容を「遂行させられている」
この要望書はインターネットで検索可能だそうです。
1995年米国が日本に提示した、簡易保険の禁止が次のように書かれている。
((米国政府は、日本政府が、
以下のような規制緩和及び競争促進のための措置を執るべきであると信ずる。・・・・・
郵政省のような政府機関が、民間保険会社と直接競合する保険業務に携わる事を禁止する。))
その後順次要求が具体化し、日本の銀行と民間保険会社を巧妙な手段で排除する事に成功した。
今やアメリカン・インターナショナルグループは新規保険契約収入で国内最大手の日本生命を抜いた。
次が簡易保険を民営化させ、その保険120兆円を米国が狙っている。
民営化法案が通った今は、その成り行きを見守るだけである。
その次に米国が狙うのが、健康保険の230兆円である。
これも民営化させ、診療を二段階に分ける。
公的保険で出来る診療範囲と、民間保険でまかなえる範囲に分ける事で、
アメリカが持つ最先端の薬が思いの値段のまま日本で自由に使える。
これにより膨大な保険収入と、薬代金が米国の懐に転がり込む。
何の事はない日本人がアメリカの手の中で転がされるのである。
日本人があずかり知らぬ所で、生殺与奪の権限が米国とそれを牛耳る、一部の資本家に奪われている。
その他諸々の事が書かれているが、この危機を回避するためには、
草の根から澎湃(ほうはい)と湧き起こり、燎原の火の如く広がる日本国民の声が待たれる。と
締めくくられている。
心ある人は読んで欲しい一冊です。