不慮の事故や大病で亡くすと悔いが残る
最初の愛犬は、昭和40年紀州犬の雄で雑種の、真っ白い可愛い姿で結婚前の妻の家に貰われてきた
人に対しては優しい気性で近くの幼稚園児が周りを取り囲み
オモチャ扱いしても安心して任せられた
しかし他の犬に対しては激しい闘争本能をむき出しにする
口唇が剥き上がり、直ぐに飛びかかる、その後、家の前を通る犬は尻尾を下げていく
ノーリードで散歩しているとき、猛スピードのバイクが突っ込んできた
目の前1メートルの所で「チビ」は10メートルも飛ばされ、即死、バイクは無免許だった
身代わりになってくれたのだと今も思っている。
二度目の犬は、日本犬で純粋な「狆」だった、飼い主に恵まれず私が三度目の飼い主となった
人に怯え、なかなか懐かず家の子供に対して最初の頃牙を剥いた
生涯家族以外には懐かなかったが、15年間生きていた、貰われてくる前の数年間を
加味すると長生きで天寿を全うした
三度目がシーズーである、車が大好きで「日光の東照宮」や「鬼押出し園」「善光寺」など
ドライブに連れ回した、8歳の時脳の骨肉腫ガンで他界した
四度目が今のパピヨンである、四歳と三歳の義兄弟の雄同士で、
仲の良い喧嘩友達として毎日ほほえましい姿を見せてくれる
お盆でもあり先祖と共に冥福を祈る。
パピヨン以外は写真が少なく、後で写真を探しだし載せるつもりである。
「犬といえ、家族と同じ、子と同じ、共にたむける、心根の花。」
「幾とせか、可愛かわいと、育てあげ、思い出されて、此所に弔う。」