子守歌の伝承忘れられた歌 | よかもん人生のブログ

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子守歌には数々の名曲が伝承されている、それらは、歌い継がれて、人の記憶から消えない

反面、忘れられたり、その直前の歌もある、

九州を代表する「五木の子守歌」や「島原地方の子守唄」は有名であり、

マスコミから音律が流れてくる事もある

「博多子守唄」は一部の人しか知らない、子守役の鋭い風刺が歌い込まれた名曲である

「山の子守唄」は炭坑の閉山が続いた頃の「飯塚」「田川」の子供の置かれた環境が

如実に歌い込まれており、哀切の伴う歌だが、記憶の底に置き忘れられた

甘木地方に伝承され、ほぼ完全に忘れられた子守唄がある

父が子供の頃、母か、祖母の、背中で何度も聞かされた歌だと言って、教えられた歌である

ひょうきんな歌い方で「タニシ」や「ドジョウ」などが、歌い込まれ、

あり得ない現象などを巧みに組み込んである、

日本中どのくらいの、広がりで歌われいたかは解らない


  「タニシ」どの「タニシ」どの、愛宕参りはなさらぬか

   嫌ですよ嫌ですよ 去年の三月、夏の頃、

  「ドジョウ」どのに誘われて、しょぼしょぼ、川を渡るとき

  「トンビ」や「カラス」が、ふくろみて(つつく意味)

   あっち貝転がしては、貝突き、こっち貝転がしては、貝突き

   痛みます、痛みます、何か薬はあるまいか

   薬は色々、あるなれど、まず第一の妙薬は

   山の峠の「ハマグリ」と、海のどそこの「カチグリ」と

   夏降る「雪」の黒焼きと・・・「ノミ」の金玉「シラミ」のあばら骨(ここは大人用)

   それを煎じて飲ますれば、傷はたちまち治ります

   ねんねんころり、ねんころり、ねんねんころり、ねんころり


以上が記憶に残っています、関連記事など解る方、そうでない方の、コメントも待っています。
    
追伸:::「山の子守唄」検索できないようなので記憶に従って書いてみます
      不正確な所も有るかも知れませんが悪しからず、


    1 父ちゃん今日も帰らんと、母ちゃん山へボタ拾い

      泣いて寝たやら、ねんねこ妹、寝たら寝たら忘れよ、ひもじさを

    2 兄ちゃん、今日もザリガニ取りに、学校を休んで行ったやら

      夕焼け空が真っ赤に燃える、学校、学校、なんかにゃ、いきとうない

    3 夕焼け空が赤いのに、明日も学校に行かれんと

      隣の弁当を横目でみちょる、学校、学校なんかにゃ、いきとうない


わずか50数年前のせつない日本の姿である。 2番と3番の歌詞を思い出した修正して付け加える。