小学4~5年頃ネズミ被害に困った市が賞金付きでネズミ撲滅キャンペーンを度々行った、「わるそ」と
呼ばれた、いたずら好きの子供達の出番である、ネズミは我が物顔で至る所にはい回っていた
子供ながら色々と工夫して捕獲数を競い合った、食品会社に入ってからもその時の経験を生かし捕まえた
トータルすれば数100匹に成るのかな~?・・・方法は様々で毒は市が配給した物を使ったが
金網の捕獲器や「ぱっちん」と呼ばれたバネ付きの板は買った物か配給か覚えていない
捕獲の第一歩は生息場所とネズミの通り道を探すことだった、ドブネズミは台所、クマネズミは天井裏と
大体の相場は決まっていた、後はネズミとの知恵比べである
クマネズミは食料を求めて必ず天井から下りて来て壁や箪笥などの障害物に添って走る、毒や捕獲器を
仕掛けるのは通り道と障害物が直角になった角である、その場所をわざと人の目から隠すとより効果
があった、ドブネズミも基本的には同じで、捕獲器のバネが敏感に作動するように調整することが
上手く捕獲する「コツ」だった、他のネズミが学習しない前に早く処理するのも大量捕獲には欠かせない
ネズミの血が付いた捕獲器には二度とネズミはかからなかった、・・危険を学習したネズミに対しては
危険解除の方法を行った、ネズミの好む餌を調べ(場所により好みが違う)捕獲器の周りにただ
ばらまいて置く、餌を補給しながら数日間観察し段々と餌を捕獲器に入れる、捕獲器の中の餌を食べた
のを確認したら、餌を仕掛けるが、最初はネズミが囓っても捕獲器が作動しないようにしておくのが
肝心なコツでその後1~2日立ったら作動を敏感にする事で「につくき」ネズミを退治できる
皆さん勝利の日まで頑張って下さい、・・・質問のある方はコメント下さい