回文の作り方については本も出版されているが、「たいこめ文」の本は過去にも見たことがない。
「たいこめ」の意味が 「鯛釣り船に米押しだるま」から始まったなど下品な表現を連想させる文として
出版見合わせの対象となった為でしょうか・・・? それとも「祝いことば」の裏に「呪いことば」を
書くことも現実としては可能である事から毛嫌いされたのでしょうか・・・?
詰まる所は著者の品位感性に掛かっているものでしょうから、そんな物に制約される事なく作りたい
ですね。
私の作文法はテーマを決めたら紙の中心にその言葉を「ひらがな」で書き前後に言葉をつなげていく
方法ですその過程で別文と成ることもしばしばです、
例示すると 恋懐古 などはそのまま回文であり言葉を前後につなげれば各人独自の回文や
たいこめ文になりますね、みんな作文づくり頑張ろうよ、、、
今回は沖磯釣りを趣味とする人に贈る「たいこめ文」の作品です、1前文、2後文、3ひらがな文で
ひらがな文は前後読みして下さい。
1 「ん 魚信」朝待つ、まずめ釣りは友とダイワ竿の釣り具さ
此所でやって、まじ、この棚かかる、春一番か
2 「かんぱち」いる遙か彼方の小島、徹夜で個々探りつ NO
騒いだ友と張りつめず待つま、さあ 「リターアン」
3 「ん あたり」あさまつ、まずめづりは、ともとだいわざおのつりぐさ
ここでやつて、まじ、このたなかかる、はるいちばんか
釣用語 魚信、 、魚のあたりの事で「あたり」の当て字
まずめ釣り、、、朝まずめ、夕まずめなどと表現し夜明け前、夕暮れ時をあらわす
かんぱち、、、沖磯にいる魚の名前
皆さんも作ってみませんか?、、、次回は嫁の欲しい男心を書きます。