数字の世界では2


ですね


デイサービスに勤めていた時に利用されていた方が私に問いかけました


利用者さん「1+1はなんだと思う?」

私「2ですか」

利用者さん「違うんだな〜」


とニヤニヤ

答えも教えてくれない

聞いても


利用者さん「なんだろうね~」

とはぐらかされてしまう


その時は何だか苦手な方だなーという位でしたが、今になると2以外の答えも考えてみると面白いようにみえる


例えば型稽古をしていく中で私は肚に力がみなぎるのを感じるようになった


私という存在に肚の力が宿ったと言える


1に1が足されたとすれば2にしかならないかと思いきや技に対してはとても大きな意味を持っていて、∞だと言いたいくらいのもの


つまり∞が答えになるやもしれない


1の質、中身次第で結果が変わるんだと言うことをその方は教えたかったのかもしれない


最早聞く術はないが、今ではそう思っている


私があの世に行ったならその方にまた私なりの答えを伝えてみようと思う

そうしたら


利用者さん「違うよ~」

とまた言われそうな気もするが

なに

その時は時間が有り余っているのだから問題ない


その方とゆっくり話せば良いのだ