mizusumashi-tei みずすまし亭通信 -30ページ目

宮本三郎 裸婦(クロッキー:コンテ)

 

小磯良平・宮本三郎・鈴木信太郎の三者が担当した『デッサンの技法(1955)美術出版社』をみつけ思わず買っちゃいました。小さなA5版の技法書ですが、三名の画家はいずれも大家で「挿絵画家」としても成功されています。そんなこともあって入手したのですが。

 

宮本三郎によるクロッキーはさすがですね。裸婦の量感に注目していただきたい。まず陰影をつかみ、その後に人体の境界線を描いていて「なるほどなぁ」です。小磯良平画伯は石膏&人体デッサンを担当。カラー図版がなかったのでブログに載せませんでしたが、きちんとした「らしい」仕上がりです。

 

デッサンの技法(1955)美術出版社

 

もう70年も前の技法書で時代感があります。本書は好評だったようで、この種の本としては珍しく3年後(1958)に再販されています。その時の表紙の色は青から灰色に代わっていて、ちょっとシックな感じがします。

 

 

 

 

鈴木信太郎 堅川べり(淡彩スケッチ)

 

鈴木信太郎お得意のスケッチで、静物画から風景画まで多くのスケッチが掲載されていますが、小さめの白黒図版なのがちょっと残念かな。カラー版は上掲一枚のみですが鈴木の世界観が感得できますね。大好きな(挿絵)画家のひとりです。スケッチといえば太田三郎や三芳悌吉もいいですよ。

 

 

 

わたしが画学生だったころは、デッサンにクロッキー、スケッチは毎日やってました。電車の中では向かいのひとをスケッチしたりで、今だったら文句を言われそうですが。時代がのんびりしていたんですね。

 

山下真瑚

 

フィギュアスケートの日本選手権が開催され冬季オリンピックの代表が決まりましたね。掲載のスケッチはネット動画から描いたもの。山下真瑚さんは今大会では15位でしたが、9年連続で出場されているそうで、これはこれですごいです。