mizusumashi-tei みずすまし亭通信 -3ページ目

婦人倶楽部(04.1947)講談社

 

古書店でみつけた一冊ワンコイン古書『婦人倶楽部』昭和22年発行、表紙絵は伊勢正義(1907 - 85年)秋田県出身。1931年東京美術学校西洋画科卒。藤島武二に師事。1936年に猪熊弦一郎などとともに新制作派協会(後の新制作協会)を結成。その辺りから出版関係の仕事も手がけ始める。

 

中庸にして端正な、というか、知的で静的な女性像を描く。戦争に突き進む昭和10年頃以降の挿絵界はリアリズム傾向を深めていき、藤田嗣治や宮本三郎などデッサン力の高い洋画系画家の需要が増していく。そうした状況下、登場した若い伊勢正義は戦後の新風を担うことになる。

 

 

 

伊勢正義 緑衣

 

『婦人倶楽部』は1920年10月創刊、1988年4月終刊。当初の執筆者に三宅雪嶺、有島武郎、芥川龍之介、吉岡弥生らが参加している。戦前の『主婦の友』『婦人公論』『婦人画報』と並ぶ「戦前の四大婦人雑誌」に数えられ、戦後は『主婦の友』『主婦と生活』『婦人生活』とともに「戦後の四大婦人雑誌」と称され、発行部数は50万部を超えていた。

 

路面凍結

 

路面温気