新潟県立近代美術館。思案投げ首 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

薮内佐斗司:走る童子(1996)新潟県立近代美術館

 

休日に新潟県立近代美術館(近美)に『ドニの見た日本・日本が見たドニ』展を観てきた。19世紀末はマス・メディアの勃興に呼応するように、画家たちはポスターや本の装釘、工芸図案などデザインへの間合いを詰めてくる。ジャポニスムの流行とともにパリ画壇と日本とのキャッチボールをテーマにした展覧会です。

 

ついでに常設展を。こちらは撮影が自由ということなので、カメラ片手に少し遊ばせていただきました。

 

 

林昭三:おと(19890)楠

 

 

竹谷不二雄  岩田正巳

 

藤田嗣治  J.E.ミレイ:アリス・グレイの肖像

 

竹谷不二雄(1907-1984)は新潟県五泉市出身で20点ほど展示されていました。

 

 

三芳悌吉

 

やはり新潟県出身の三芳悌吉は挿絵や絵本の仕事も多く、このブログでも幾度か取りあげました。

 

館内 レスト・エリア

 

館内 回廊から

 

 

佐藤忠良:若い女

 

中庭に設置してある佐藤忠良「若い女』の折れんばかりに傾げた首が気になり訪れるたびに撮影してしまいます。「思案投げ首」といったポーズですが、どんな悩みがあるのやら。

 

正面入口

 

ボテロ:母子像