高橋一生。6秒間の軌跡 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

ドラマ 6秒間の軌跡の高橋一生

 

高橋一生主演のホームドラマ『6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱』は山梨で代々受け継がれる花火店を舞台に、父・航(橋爪功)の急逝でひとり残され途方に暮れる息子星太郎(高橋一生)だったが、やがて航の亡霊が現れるとともに、家族の謎が解けはじめ星太郎も前向きに生き始めようとする。

 

初回から見ていたわけではないので、分かったようなことはいいたくないが(父子ともに明らかにするのを避けていた)父母の離婚原因を息子が尋ね了解することで、一皮むけるみたいな? 展開なのかな。基本的には会話劇みたいで、高橋一生、橋爪功、本田翼がそれぞれに手堅く演じていて破綻がない。

 

会話劇なので低予算で済み、これでヒットしたら制作側としたらしめしめですがですが、展開が地味なので視聴率が爆あげするというわけにはまいりません。ただ、夜遅くの30分枠で落ち着いて視聴するにはいい感じです。でも、幽霊とか登場させるのはそろそろ控えてもらいたい気がしなくもありません。

 

南天さくらを活けて

 

週末はすっかり野村胡堂に嵌りこんで、押入れ奥の積読本を掘り返しては「銭形平次捕物控」から『江戸の恋人達(1950)』『八五郎売り出す(1954)』『出世街道(1955)』など長編を中心にをあれこれ読み散らしていました。発掘しても見あたらない本もあって、部屋中が本だらけになって大変なことに。