世界スーパージュニアの内藤祐希 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信
内藤優希
 世界スーパージュニアの内藤祐希

今回、大阪市で開催されたテニス「世界スーパージュニア」(本戦10月12~18日)の、女子決勝は(われらが長岡市出身の)内藤祐希(長岡市TA)と本玉真唯(日出高)の日本人対決となった。どちらが勝っても2007年の奈良くるみ以来の日本人チャンピオンということだったのだが、惜しくも内藤は破れ準優勝にとどまった。しかし、予選から勝ち上がった14歳、内藤の快進撃に注目が集まった。天性といえる手首の柔らかさからラケットスピードに優れ、自在に回転がかけられる(のだそうだ)。

2006年に奈良くるみが14歳10ヵ月でベスト16、2004年に森田あゆみが14歳7ヵ月で同じくベスト16に入りしただけで「天才少女」扱いされていたのだから、内藤の準優勝はどれほどのものか知れましょう。今回、全国的にはまったく無名ながら内藤は勝ち進むにつれて自信をつけ覚醒した感がある。まさに世界に羽ばたく逸材。錦織圭みたいに〝虎の穴〟プロテニス養成所に進めるかもしれないから、ちょっと名前だけでも覚えておいて欲しい。内藤祐希だ。