

黄昏れて「お送りします」メールする「多く死ます」と
カーソル揺るる
狂騒の日は暮れゆきて窓外は静かに濡るる鈍き灯りに
晴れあがる空清明に聴こえくる果てることなき目覚ましの音


橋本治は未読本があれば手をのばすのですが小説はさっぱり読めない。中島みゆきの歌とDJみないな感じで困り果てている。少し前まで、やはり村上龍の評論が面白くて小説がつまらない。「五分後の世界」「希望の国のエクソダス」などは近未来SF風ゆえに、かえって構成がゆるさが目立って不満が残りました。おかげで最近では評論も縁遠くなってしまいました。群ようこは本にまつわるエッセーは芸があるのに、小説は男の読物ではないようで残念です。
最近は無理をして新しい作家本をあさることもなく、読み方もあっちとこっちを平行して読んだりいいかげんなものです。割と気に入っているのが、お酒を呑みながら現代音楽を聴きつつ、かつ読書する。これがクセになりそうです。現代音楽では旋律のみえないノイズのようなものが合うようです。サーバーのメンテナンスで昼休みに書き込んでいますが、脳内がすっかり仕事モードになってしまっていて、とりとめもない文章です。