震災を思い、ヨージックの考える「辛い時こそすべき事」。
ダイエット指導者、痩せさせ屋のヨージックです。
今日も名古屋の金山で筋トレの指導をしていますが、
昨日、日曜日、
恩師が久しぶりに名古屋に来るとのことだったので、
幼い日々に通っていた教会に久しぶりに顔を出してみました。
↑この人ですねー。
最後に会ったのは2011年の震災より前だったかと思います。
二月も後半に差し掛かり、
また3.11がやってきます。
その日に記事を書いても良かったのですが、
その日を待てなかったので今日書きます。
内容はこの恩師が礼拝で語った説教で、
それを僕なりに解釈して説明しながら書いたものです。
噛み砕いたつもりですが、
余計にわかりにくくなっていたら申し訳ありません(笑
…
…
…
聖書には、
「詩編」と言うとーっても長い詩の集まったパートがあります。
ダビデが書いたとされていますが、
編集者はその息子であるソロモンとされていますし、
今回紹介するのはモーセの祈りっていう部分なので、
もはや誰が書いたものとは明言できない代物になっております(笑
ちなみにこのモーセっていう人、
つい、カッとなるタイプの人なのでご注意ください。
(聖書の中でたびたびキレちゃってます、神様からもらった石版を叩き割る描写も中々のものです。)
そうそう、
昨日まで名古屋市美術館でシャガール展がやってまして、
彼はユダヤ人なので旧約聖書の出来事を作品にも残してます。
こんな感じ、モーセと言えば石版ですね。これ叩き割ります
話が逸れました。
話は詩編の内容に戻ります。
ここから詩編
↓
↓
90:15
あなたがわたしたちを苦しめられた日々と/
苦難に遭わされた年月を思って/
わたしたちに喜びを返してください。
90:16
あなたの僕らが御業を仰ぎ/
子らもあなたの威光を仰ぐことができますように。
90:17
わたしたちの神、主の喜びが/
わたしたちの上にありますように。
わたしたちの手の働きを/
わたしたちのために確かなものとし/
わたしたちの手の働きを/
どうか確かなものにしてください。
…
…
ここまで↑
最初の一節を読むと、
震災や、
その他の辛かった日々を思い返してしまいます。
しかし、
注目してほしいのは最後の一節です。
私たちの手の働きを確かなものとして欲しいと、
二回念を押してます。
万国共通だと思いますが、
この「手の働き」というものは労働を意味します。
若草物語にも似たような箇所があるのをご存知でしょうか?
次女ジョーが母へ贈る手紙の中での一節です。
ここから
↓
↓
しゃぼん水のうた
わたしのたらいの女王さま、わたしはたのしくうたいます。
白いあわが、ぶくぶく高くたつあいだに
せっせとあらって、しぼって、ほします。
きれいなお空の下で、吹きまわる風に
せんたくものは、ひらひらふかれます。
あたしたちの心とたましいについた
一週間のけがれをあらいたい。
水と空気のふしぎなちからで
きれいにきれいにきよめたい。
そうすれやこの世に、とてもすてきな
せんたく日がおこなわれるでしょう。
よき人の世の小道には
いつもパンジイが咲くでしょう
いそがしい心は かなしみも うれいも なやみも
考えるひまは、ありはしない
ほうきをせっせとつかうときには
なやむ思いもはいてしまう。
日ごと日ごとにつとめる仕事が
わたしにあたえられたのはうれしい。
仕事がつよいからだと ちからとのぞみを もってきてくれる
頭でいろいろよく考え 心でいろいろよく感じ、
けれど 手はいつもはたらかすよう。
…
…
ここまで↑
若草物語の舞台はアメリカですが、
登場人物はもともとイギリスのピューリタンの一家で、
今のプロテスタントの原型の一つですね。
だからでしょうか?
詩編に似た表現が出てきます。
きっと伝えたい内容は同じです。
辛いことがあっても、
その手を休めることがないように。
働くことをやめないように。
そんな思いが込められているのだと思います。
それは何故だと思いますか?
働くことは素晴らしいことだという洗脳でしょうか?
僕なら、
民衆を扱いやすくするためのものだとか考えちゃいます。
…
でも今回は違いました。
これ、
実は人の体と心の仕組みなんです。(システムと言っても過言ではありません)
聖書にはほかにも似たような描写があります。
イエス・キリストの12弟子達の内、
漁師をやっている兄弟がいるのですが、
イエスが十字架につけられ、死んでしまった後、
絶望や悲しみの中でも漁に出かけるんです。
網を引きますが、魚は一向にあがりません。
その様子を対岸から復活したイエスが見ているのですが、
弟子達はそれに気づかないのです。
…
…
…
働きますよねー。
哀しいときほど、
苦しいときほどです。
色々長くなりましたが、
結論を書きます。
「手足を動かし、働くことで心と体を保てるようになる。」
これです。
阪神淡路の震災でも、東北関東の震災でも、
多くの人が亡くなられて、
また多くの人が生き残り、
生き残った人が亡くなった人を想い、
悲しみの日々を送っています。
聖書は2000年以上前からそんな時の対処法を書いていたんですね。
その内容を若草物語で200年も前の少女も実践しています。
痛快なのは、
「悲しみを乗り越えて」
とか、
「笑顔になって」
とか、
そーいった悲しみを無くそうとする方向に向かわせない所です。
恩師は言ってました。
「愛する思いが強いからこそ、
その人を失った時の悲しみは強く、
決してその強さが薄らぐことはないのです。」
だってさ。言うよねー
この話を聞いて僕の頭によぎったのは、
毎日毎日色んなお母さん達がヨージックに通われてますが、
来た時よりも、
帰る時の方が表情が明るく、
足取りも軽い事です
きっと家庭では家事や育児に追われ、
ママ友や姑の一言に傷ついたり、
旦那さんにイライラすることもあるでしょう
しかし手足を動かし、
僕の場合は筋トレをさせるんですが(笑
するとね、
気持ちが変わってくるんです。
どうしようもないモヤモヤがあっても
筋トレは裏切らない。。。
労働もいいけど、
辛い時こそ、筋トレしようぜ♪
そんな事が言いたくなるような日曜日のお話でした(笑
藤田
tel090-6658-7521
E-mail yojik.kps@gmail.com
ヨージック ホームページ
藤田 曜士のフェイスブック
ヨージックのメソッドは以下の姉妹店でも受けれます↓
伏見の姉妹店「ムート」美容鍼灸と針、もみほぐしのスタジオ。
鳴海の姉妹店「ゲルネ」女性トレーナーが指導する姿勢改善のお店