白糸の滝のすぐそばに
85歳以上と思われるおじいさんが、本を読みながら座っているだけの
「とりあえず店、開けてます」的なお土産店がありました
たぶん日祭日は繁盛しているのでしょうが、なんとなく「ここで何も買ってはいけない」雰囲気を醸し出しているお店です
・・・が、主人が見つけてしまいました
「ワンカップ地酒」
手にとって見ていると、おじいさんがヨロヨロと立ち上がり、絞り出すような声で(しかも滝の音でよく聞こえない・・・曾我さん、ちょっと滝の音止めて~)
「それは地元の酒で・・・原酒だから・・・・度数も高くて・・・・」とセールストーク
「では、この3種類を2本づつ下さい」と言うと
おじいさんは売れてビックリな様子で、あわてておばあさん(この方もかなりのご年配ですが、お化粧バッチリでチャキチャキしています)を呼びに行き
おばあさんの仕切りで、6本のワンカップを割れない様に包んでくれました
だいぶ待たされましたが、いいんです!!
目の前には、スゴーイ滝があるんですから!
なんだか、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる売店でした
降りてきた道をヒーコラヒーコラ登ると(ここでバヒンバヒンと呟いたあなたとは、お友達になれそうです)
上には休日はさぞかし賑わっているであろう店が数軒あります
そのうちの1軒に入りラムネを飲みました
滝を見下ろす特等席に腰を掛け、脚の疲れを癒します
白糸の滝を後にして、次に向かったのは
ことし1月の連休の時に立ち寄って、素晴らしかった
「忍野八海」です
う~ん、やっぱり素晴らしい!
美しいけど、怖い・・・神秘的な場所です
ここは中国人の観光客が多かったです
私も中国人だと思われたらしく
売店のおじさんが、妙なイントネーションで
「ヤスイ ヤスイ、オマケ オマケ」と声をかけて来るのでした・・・
帰りに近くの山中湖半にある店で、是非買って行きたい物があったのですが
なんと売り切れ!どうする、椿さん!?
④につづきます・・・