宵の椿-100726_1705~02.jpg

「宵の椿」店内でひときわ目立つ

「樹花の下 じゅかのもと」の書

これは店のデザインをお願いした

高橋敏彦先生の作品です


高橋先生は母の経営する

西新宿のレストラン&ベーカリー「墨絵」

店舗とメニューのデザインをして頂いている方で

「宵の椿」の店舗デザインを快く引き受けて下さいました


店を始める前というのは、ある程度のビジョンはあっても

初めての事で、細かい所や店名などなど・・・

迷っている部分もたくさんあり

高橋先生にはずいぶんと助けて頂きました


店名もなかなか決まらず、先生にご相談したところ

「日が暮れるころになると

ほわっとあかりがともる様な感じの名前が良いのでは?」と

アドバイスして頂き、その帰り道にふと

「宵の椿」という名前が思い浮かびました

帰宅してすぐに先生にお伝えしたところ

「とても良い名前だとおもいますよ!」と後押しして下さいました


宵の椿-100726_1706~01.jpg

写真の書には右下に

「薪おへる山人の 花の陰に休めるがごとし」とあります

これには「誰でも肉体的・精神的に荷物を背負って日々歩んでいるものです。

その荷物をちょっと降ろして宵の椿でお寛ぎ下さい」

という意味が込められています


これからもお客様においしい料理とたのしいお酒をご提供し

くつろぎのひとときを過ごして頂くために

日々努力して参ります


今宵も午後6時

「宵の椿」のあかりが ほわっと灯ります