「宵の椿」店内でひときわ目立つ
「樹花の下 じゅかのもと」の書
これは店のデザインをお願いした
高橋敏彦先生の作品です
高橋先生は母の経営する
西新宿のレストラン&ベーカリー「墨絵」の
店舗とメニューのデザインをして頂いている方で
「宵の椿」の店舗デザインを快く引き受けて下さいました
店を始める前というのは、ある程度のビジョンはあっても
初めての事で、細かい所や店名などなど・・・
迷っている部分もたくさんあり
高橋先生にはずいぶんと助けて頂きました
店名もなかなか決まらず、先生にご相談したところ
「日が暮れるころになると
ほわっとあかりがともる様な感じの名前が良いのでは?」と
アドバイスして頂き、その帰り道にふと
「宵の椿」という名前が思い浮かびました
帰宅してすぐに先生にお伝えしたところ
「とても良い名前だとおもいますよ!」と後押しして下さいました
写真の書には右下に
「薪おへる山人の 花の陰に休めるがごとし」とあります
これには「誰でも肉体的・精神的に荷物を背負って日々歩んでいるものです。
その荷物をちょっと降ろして宵の椿でお寛ぎ下さい」
という意味が込められています
これからもお客様においしい料理とたのしいお酒をご提供し
くつろぎのひとときを過ごして頂くために
日々努力して参ります
今宵も午後6時
「宵の椿」のあかりが ほわっと灯ります