お疲れ様です。みなさま先日までの3連休はどんな過ごし方をされたでしょうか。

僕は子供を連れて温泉に行ったり妻の誕生日プレゼントを買いに行ったりと有意義な休日でしたが、職場では2人が体調を崩したようで3日間パジャマを脱ぐことなく寝てすごしたと言っていました。

さて、毎年この連休の恒例行事となっている「荒れる成人式」が今年も各地で執り行われたようで、まぁ報道関係者も今年はどこが「荒れるのか」に期待を寄せてお仕事をされているんじゃないかと悪趣味にニュースを眺めていました。

すんごい他人事なんですよね。

僕自身は成人式の会場に足を運んだんですが、会場の外でずっと一人でタバコを吸いながら式が終わるのを待っていただけという、ただ成人式後の同窓会の集合場所としてその場に行っただけで式そのものに何の期待も記憶もない興味のないイベントでしたから。

しかし自らの成人式から10年ほどが経過し、僕も人の親になりました。1男1女の子どもがいるのです。すると必然的に興味が出てしまうんですよね。自分の子どもが将来出席するかもしれない式典ですから。

何に興味が湧くかって、あの衣装代やメイク代ですよ。

個人的には興味のない式典ですが、子どもが「行きたい」と言った時に「俺は興味がない」という理由で行かせないわけにはいかないし、行くとなったらそれなりの出費を覚悟しなきゃいけないじゃないですか。

本人が既に働いていれば「自分で払え」とも言えるでしょうが、学生であれば「出世払いで」とかいって払ってやるしかないじゃないですか。

となると気になってくるのが「なぜ成人式はあんなに華美なのか」ってことです。なんかこういう自分の関わる事柄の成り立ちなんかは異常に調べたくなる習性があるようなのです、僕。調べたところで何かが変わるわけではないんですが、自分で納得できる要素を探りたいんですかね。

以下ざっくりとウィキペディアなんかの情報を基にした成人式の歴史です

○成人式のルーツの開催
1946年、敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ますため埼玉県北足立郡蕨町(現:蕨市)で青年祭が開催

○日本政府が成人の日を制定
おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげますため、1948年に祝日法で1月15日を成人の日に制定

○1950年代
この頃の成人式では、成人の日制定時の目的に加え「新たな有権者へのアピール」という新たな政治的目的が加わる

○1960年代
和服需要の減少からか、呉服業界が「成人式」に着眼し顧客獲得へ本腰を入れ始める

○1970年代
進学率の増加・受験戦争の激化による浪人生の増加、式そのものがお堅くつまらないイベントのため参加者が減り成人式離れが指摘され、主催者側はアトラクションの充実など参加者主体の式典への方策を模索

○1980年代
祝日法の改正により成人式が1月第2月曜日になったことをきっかけに、式参加の対象者を学齢方式に変え、参加者が集まりやすいようにしたところ、参加者側は式を同窓会的に捉えるようになる

○1990年代
式典会場の整備が進んだことで会場キャパが向上したが、少子化により式典参加の対象者が減少。結果会場には「誰でも入場可能」となり会場外で行われていた悪ふざけが表面化

というのがざっと調べた成人式の歴史です。これで成人式が人集めのためにだんだんと賑やかなイベント色を帯びてきたこと、呉服業界が生き残りのために成人式に活路を見出したことが分かりました。

そして参加者としては、同窓会を開ける良い機会であること、ある意味飲酒の解禁日であること、一生に一度の自分が主役で滅多に着る機会のない振袖を着る日となります。

すると、当然参加者全員が主役なわけなので、たくさんの知り合いの中で目立ちたい人が出てくるでしょうし、「美」を売ってる美容や呉服業界との融和性も高くなるのが自然で、そりゃどんどん華美にもなるでしょう。

さらに、成人式が毎年荒れるっていうのも簡単に想像ができます。だってもう成人式って新郎新婦だらけの披露宴みたいなもんじゃないですか。人集めのために通過儀礼がイベントになってきてますから。なので知り合いばっかり集めてイベントやって、みんなが目立てる機会を提供してるわけで、そこが荒れずに済むって方が不自然だと思います。

だからって荒れて良いわけじゃないんですけどね。