施設にいる母の今後を考える「旅立ちの衣装」 | アラカンからの札幌おひとりさま旅会とお茶会

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60代のこれからは、行きたいところに行ける旅を楽しみたい。
何を見る。何を食べる。ひとりじゃちょっと行きにくくても
旅仲間がいれば楽しいかも。
ひとり時間も重視し食べる時は一緒みたいな
ほどよい距離のある旅会を作りたいと考えてます。

 

 高齢の母が施設にいます。

 

 といってもすごく元気

 

 いつも持って行ったおやつは

 全部食べ、のどにつまらすことも

 ほとんどないです。

  さすがに団子を食べさせるのはやめたけど

 

 去年骨折したけど、治ったし

 足腰もそんなに弱っていません。

 

 最近文句も言わなくなって

 きたしな~泣き笑い

 

 前は私の顔を見れば

 文句言ってたけど。

 というか感情を

 そのままぶつけるかんじ。

 娘とはそういう感情をはらす存在

   だったのだ。

 

 しかし、今の施設も最近では

 居心地がよくなってきたらしい。

 

 3食出て、みんなやさしいし

 暖かいし安心だわ~と

 意外にもおだやかな顔つきに

 なっている。

 

 それなら

 こっちも安心だわ~ほっこり

 

 という状況ですが、元気とはいえ

 90才も過ぎると

 いつあちらの世界から

 お呼びがかかるかもわかりません。

 

 

 心の準備、現実の準備は

 しておかなければ。

 

 しまったーと思っているのが

 そのあちらの世界に行くときの

 衣装です。

 

 母はずっと洋裁で注文服を作る

 仕事もしていたので

 自分自身の服はほとんど

 縫って作成していました。

 

 着物リメイクしたり

 型紙も自分で作り

 生地を購入してお出かけ着や

 ドレスっぽいものも

 いろいろありました。

 

 でも

 

 施設に入るときに

 私がほとんど処分してしまったのです。

 

 ふわっとした服なんてもう着ることも

 ないし、保管する場所もないし。

 

 素敵なおしゃれ着もたくさん

 あったのだけど。

 形見として残しておくとかも

 あまり思わなかったですしね笑い泣き

 

 

 処分してしまったことに

 後悔はないけど

 あちらの世界に着ていくものが

 ないということに

 気がつきました。

 

 夫のお父さんが旅立った時は

 詩吟をやっていたので

 ゆかたがありました。

 私がお父さんの体形に

 合わせて縫ったものです。

 

 だからそれを着せようとなり

  姑もよく嫁の縫ったゆかたなんて

  着せるな~と思ったけど

  他にないし、まあいいかと思ったのか。

 

 きれいにおさまって

 旅立ちました。

 

 最近はエンディングドレスとも

 いってわざわざ作る人もいるみたいです。

 

 

 いや~母の着物リメイクの服とか

 とっておけばよかったー。

 旅立ちの時

 何着せよう。

 

 というのが悩みっていえば

 悩みですね。

 やっぱり思い出の

 本人が着ていた服って

 いうのがいいですよね。

 

 施設入る時

 いっぱいいっぱいだったから

 そんなことまで

 考えなかったえーん

 

 いつも洋裁していた人なのに

 旅立ちには市販のものって

 いうのもなー。

 

 母の着物ほどいて

 私が作成するか。

 もう危ないとなってから

 作成するのでは遅いですしね。

 

 実際みなさんどういったものを

 着て天国に行くのか

 周りの人にも

 聞いてみたいと思います。

 

 自分も何着てあちらに行こうキョロキョロ

 終活ですねぇ