テレビで 『 大藤 (だいとう)』 の83歳の職人さんが手間暇をかけて ” 千枚漬け ”
を作っている作業を見て、千枚漬け が普通の漬物より高い訳が分かりました。
京都へ行く度に 『 大藤 』 の ” 千枚漬け ” を買いますが、聖護院蕪が旬の
今、すっごーく食べたくなります。
昆布と塩のみの味付けで、他の店のように不自然な味がしません。
さわやかな美味しさです。
最近は京都駅で買うことが出来ます。
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” 千枚漬け ” の始まりは百数十年前の江戸時代の終わり頃、京都御所の
料理方をつとめていた初代が、聖護院蕪を用いて考案したのが始まりだそう
です。
京野菜の聖護院蕪を文字どおり千枚といわれるほどに薄く切って漬け込み、
御所の玉砂利を、壬生菜で御所の松の緑をあらわし、昆布の旨味が加わって
京都らしい品のいい味に仕上げてあります。
漬け物といえば保存食だった時代に、浅漬けの新鮮で繊細な味付けに
京都人の喝采を呼んだそうです。
今でも作り方は一子相伝の技によるものです。
他の店では味わえない ’ ほんまもんの味 ’ です。
是非、お試しあれ
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