古美術サミット !? ④ ~ 茶碗と水羊羹 ~ |     みやこわすれの料理・つれづれ記

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   私達は私が M さんの店で一目惚れした、ステキな抹茶茶碗を2つ携えて


きました。


オリーブグリーンの珍しい高麗青磁茶碗と、優しげな南宋の平茶碗を出して、


料理の合間に眺めてながら色々と話していました。

     高麗青磁に一目惚れ!
                        ” 葉 舟 ”                   ” し ず く ”
   

   それを見ていたのか、私がお茶室を出てお勘定を済ます間に、支配人の


K さんが 「 お若いのにセンスの良い品物を扱ってみえるのですね。」 と


言いました。


「 古美術店のオーナーをお連れします。」 と言ってありましたが、まさか


M さんのように若い古美術商とは思わなかったのでしょう。えっ


驚いた様子でした。ニコニコ


 

   更に K さんは 「 息子さんは焼物等にすごくお詳しいですよね!」 と


言ったので、 「 今度若い現代作家の器と、古物の花器の店を始めます。


物件がなかなか見つからなくて ・・・・ 」 と 答えました。


M さんがお茶室から出てきたので、紹介しようとすると、「 料理長の Y が器が


好きなんですよ。 」  と 料理長の Y さんを呼んできました。


お互いに名刺を交換してました。



私が 「 柔らかい水羊羹に驚いてみえましたよ 」 と言うと、


M さんも 「 あんなに柔らかい水羊羹は初めてでした!」 と言っていました。


すると Y さんが 「 気候によっても固さが微妙に変わるのです。 摂氏何度と


決めて作るんです。」  と 裏方の苦労を明かしてくれました。音譜