ペットショップのトレーナーに 「 外へ出られず、震えている子犬が多い
です。 5分でも10分でも外に出して慣れさせて下さい。」と言われてました。
「 飛鳥は好奇心旺盛だから大丈夫です。 」 と答えました。
ある寒い日曜日、外出先から帰った私は 「 今日は寒いから飛鳥を出さ
ない方がいいわ。 」 と言いました。
ところが、夫が飛鳥にリードを付けて、無理に外に出そうとしました。
飛鳥は足を踏ん張って抵抗し、嫌がりました。
夫が無理に抱いて玄関に出すと、しばらくして一目散に家の中に駆け上がり
ました。
余程嫌だったのでしょう ・・・・・
翌日から、次男が家の中でリードを付け、エサでつりながら家の中を
散歩させ、リードに慣れさせました。
真っ黒の飛鳥 (黒ラブです) に、ショッキングピンクの首輪とリードはよく
似合います。
じゃじゃ馬飛鳥もレディに見えますもの ・・・・・
そして3日目の今朝、息子達がエサでつって、飛鳥を玄関から門まで
散歩させました。
その後、次男に 「 抱いて庭に出してみたら ・・・」 と言い、庭の枯葉に興味を
持ったようなので、「 降ろしてみたら ・・・ 」 と言うと飛鳥は喜々として落葉を
むしゃむしゃ食べ出しました。
慌てて次男が抱き上げ、「 抱いて 『 ティ ・ ロランド 』 へ行ってくる。」 と
ピンクの首輪とリードを付けて、出かけようとしました。
近くの本格的ガレット屋の 『 ティ ・ ロランド 』 の 友人 U さん と K さんは動物
好きなのです。
私は 「 もし飛鳥が下に降りたがったら、降ろしてやったら ・・・・ 」 と 送り出し
ました。
抱いて帰ってくるものと思って、玄関内のドアを開けて待っていると、
何と飛鳥がリードを付けて歩いて帰ってきたではありませんか!
家の前で嬉しそうにスキップまでしました! ゚・*:.。..。.:*・゚
゚・*:.。..。.:*・゚
聞くと、『 ロランド 』 からずっと歩いてきたそうです。
途中、小さな犬に吠えられたらしいですが、飛鳥は平気な顔をしていたとか。
車が通っても平気だし、小石をクンクン匂いを嗅いだりしたそうです。
急に出かけたので、エサも持って行きませんでした。
楽しそうな上機嫌な飛鳥を見て、一安心。
温かいタオルで手足を拭いてやりました。
飛鳥の散歩デビューでした。