まず、富士山が嫌に近くに見え、いつもの景色と違う ・・・ と思ったら道も
違い、主人が間違えて沼津方面に車を走らせていました。
車が苦手で車に乗っているのが1時間半が限度の私は、もうげんなりでした。
ついで、いつも寄る隠れ家フレンチの料理が初めてガッカリの内容でした。
親しくなったシェフが電話で 「 金目鯛の柚子ソースを手間をかけて作ります 」と
言っていたので、すごく期待していたら、金目鯛は驚くほど小さいし、柚子ソース
も大した代物ではなかったです。
おまけに、’カブのスープ’ と出されたものがコンスターチか砂糖を入れたような
不自然な甘さがして、少しも 蕪 本来の旨さが出ていませんでした。
蕪 だけで充分美味しい ’カブのスープ ’が出来るのに ・・・・・?
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更に、仙石原の定宿に着くなり、専用の露天風呂へ入ったら、いつもは
熱めの温泉が冬の寒さのせいなのかぬるくて、慌てて閉め回った窓の隙間から
強い風が吹き、それは寒い思いをしました。
温泉を出て、すぐ重ね着をして風邪薬を飲み、寝ました。
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冬の箱根は初めてでしたが、この日から東京は15度と春の陽気でしたし、
箱根の宿からも晴天で雪も降っていないという情報でした。
しかし、箱根の山あいはまだまだ寒い1月だということを思い知らされました。
その後、吐き気もしてきたので、せっかくの6時からの夕食は全く食べられなくて
隣の部屋でダウンしている有様でした。 ・・・・・・
箱根旅を前に万全な体調でのぞんだのに、旅先でダウンとは情けなかった
です。
たまの上げ膳据え膳で楽させてもらおう ・・・・ と思っていたのに。
隣の部屋で寝ていると、私がいないというだけで3人の夕食が、まるでお通夜の
ように?しんみりとしていました。
夜遅くに、次男が何回もメロンとイチゴを少しずつ食べさせてくれたり、
私の為に毛布を頼んでくれたり、薬を飲ませてくれました。
いつもいつも、優しい次男のおかげで私は救われます。
仲居さんがとても心配してくれて、アイスノンや氷枕を持ってきてくれました。
行きも帰りも、晴天の為、雪を綺麗にかぶった富士山がそれは美しく
大きく見えました。