昔から父が上京する度に、よく京都 『尾張屋』 の ”そば板” を
持ってきてくれました。
職人さんが一枚一枚手焼きしたもので、全く甘くないので食べるのが
止まらなくなります。
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懐かしくて、恵比寿三越へ買いに行ってもらいました。
そば粉の風味も香ばしく、サクサクとして絶品のお菓子だと感心します。
1箱420円ですが、アッという間に食べてしまいます。
ひそかに、私のお通夜の時のお菓子にしてもらおう ・・・ と 思いました。
(ちなみに、音楽は ’ムーンリバー ’がいいかしら?)
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このタイミングで、テレビで京都 『尾張屋』 の特集がありました。
実に室町時代から540年続く、京都でも老舗中の老舗の蕎麦屋です。
京都ながらの ’利休そば’が紹介されていました。
私は、京都の 『尾張屋』 のお蕎麦はまだ一度も食べたことはありません。
もっぱら、『尾張屋』 の ”そば板” だけです。
昔から菓子屋も商っていたそうで、蕎麦屋でお菓子を作っているのは
ここだけかも知れません。
なんと 『尾張屋』 の16代目の当主が、まだ30代の綺麗な女の人で
稲岡亜里子というニューヨークを拠点に活躍している写真家だそうです。
『尾張屋』 の長女で、2年前から 『尾張屋』 の16代目と写真家の2足の
わらじを履いているとのことです。
彼女が半年間、職人さんと試行錯誤して、新しくピーナッツ味のそば板を
開発したとありました。
チャーミングな人だから、これからテレビで取り上げられることでしょう。
なお、” 抹茶のそば板 ” が美味しいのですが、京都の本店でしか
手に入らなくなりました。 すごく残念です ・・・・