伊勢神宮の別宮の 五十鈴川にある ” 月読宮 (つきよみのみや) ” へ
寄りました。
天照大御神の弟神である ” 月読尊 (つきよみのみこと)” を祀ってあり、
月読荒御魂宮 (あらみたまのみや)、その父母のイザナギノミコト、イザナミノ
ミコトも祀ってあります。
天照大御神が太陽にたとえて表わされるのに対し、月読尊は夜の国をお治め
になるようにとご委任になられたと日本書記に記されています。
゚・:,。゚・:,。゚・:,。 月が好きな私は、いつかは行ってみたいお社でした。 ゚・:,。゚・:,。゚・:,。
月読荒御魂宮とは、神様の御魂の穏やかな御姿を 「 和魂 」(にぎみたま) と
言うのに対して、時にのぞんで格別に顕著な御神威をあらわされる御魂を
いうそうです。
深い木立の奥を歩いていく参道は、とてもステキな雰囲気でした。
慌ただしい現実をすっかり忘れ去れるような ・ ・ ・ ・
森閑とした参道の奥に、すっと4つのかやぶきのお社が現れます。
・ ・ ・ ・ 思わず、息をのむほどでした。 ・ ・ ・ ・
伊勢神宮のように広大でなく、訪れる人も少ないので良い穴場を見つけた気が
しました。
閑雅で とても落ち着く、去り難いお社でした ・ ・ ・ ・
夕月の ひかりのごとき めでたさよ
木立の中の 月読つ宮 与謝野晶子
お宮の手前にある樹齢八百年の大楠