4、5日前、3階の和室の窓から息子と ’お月見’ をしました。
右半分のお月様が煌々と輝いていて美しかったです。
上弦の月でした。 又その形から ’弓張りの月’ ともいうそうです。
山桜の樹の下では、鈴虫の音が 「リーン リーン・・・・」 と涼しげに聞こえて
いました。 すっかり秋のよそおいです。
昔は満月の十五夜の日の ’お月見’ だけでなく、日ごと夜空の月を
見上げて ’お月見’ を楽しみ、その前後の月の満ち欠けの風情も楽しんだそう
です。
それを < 月待ち > と言ったそうです。 ・・・・・
なんて美しい表現なのでしょう。
欠けていく月のはかなさを想い、日々月の出を待ち続けたのでしょう。
今年は仲秋の名月は9月19日です。 今夜です。 ・・・・・
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奈良のいとこから、「 家(うち)は十五夜には、ススキを活けて ’里芋’を
三宝に綺麗にのせて飾ります。 奈良は’里芋’の家が多いと思います。
’里芋’が出回り美味しくなる時期なので、「今年も美味しい’里芋’を有難う
ございます」 と お礼の気持ちを込めて飾る と昔祖母が言ってました。」 と
メールがきました。
’里芋’をお供えするのを ”芋名月” と言います。
一時テレビから目を離して、今夜は ”仲秋の名月” と 洒落こみませんか?
もう昨夜から満月が、そして今朝3時が煌々と輝いています・・・・