長男が3月3日に生まれた時のお祝いに、M 叔母さんは手編みの ’空色の
ブランケット’ と ’空色の赤ちゃん用ベスト’ を編んで下さいました。
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昨年11月に、長年音信不通になっていたM叔母さんが104歳で生きてみえ
ることがわかり、急きょ故郷まで帰省して再会を果たせたのでした。
家族でお墓参りに帰省した直後でしたが、M叔母さんに逢いたい一心で、
必死で会いに帰りました。
M叔母さんは、面影はそのままで「S子、S子・・・・」と何度も名前を呼んでくれ
ました。
帰京して、M叔母さんに頂いた空色のブランケットと空色の赤ちゃん用ベスト
を大切にしまってあったタンスの奥から出してきて、丁寧に手洗いしました。
空色のブランケットは少しも傷んでいなくて、それ以来、朝が極端に早い私の
寒さよけのひざ掛けとして活躍しています。
息子達が小さい時は息子達を守り、今は私がM叔母さんに優しく守られている
ようです。 とても温かいです。
空色の赤ちゃん用ベストは、長男、次男ともによく重宝して着せていたので、
さすがに古くなり、縮んで小さくなってしまいました。
どのアルバムを見ても、息子達はこのベストをよく着ています。
今はテレビの横に、主人が掘った童子の仏にこのベストを着せて、毎日
眺めています。
このベストを見る度に、「M叔母さんはお元気かしら・・・・」と思い巡らして
しまいます。
今年も10月に帰省してお墓参りをした後に、105歳になったM叔母さんに
逢いに行こう・・・・と思います。
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