奈良のいとこから教わり、昨年から小正月の1月15日の朝に ”小豆粥” を
炊いています。
”小豆粥” とは米と小豆を炊き込んだお粥で、小正月の1月15日に、邪気を
払い、一年の健康を願って食べる習慣があるそうです。
普通の白粥と違い、赤く染まるので、その色に呪力(じゅりょく) を認めて
厄除けとして食べられます。
滋味深いシンプルな味で、素朴なお粥です。
<材料>
米 1カップ に 水 800cc
小豆の茹で汁 50cc強
塩 小さじ1/2
小豆 50g に 水 3カップ
<作り方>
① 小豆と水1,5カップを強火にかけ、沸騰したら一度ザルにあけて
ゆで汁を捨てる。
② もう一度小豆と水1,5カップを火にかけ、沸騰したらごく弱火にしてフタを
して40分位小豆をほんの少し硬めにゆでたらザルにあける。
ゆで汁は捨てずに取っておく。
③ といでザルに上げた米と水・小豆のゆで汁を鍋に入れ、火にかける。
沸騰したら塩を加えて、ごく弱火にし途中でアクをすくいながら12~13分
米の芯がなくなるまで煮る。
(途中水気が足りないようなら、水を足す)
④ その後、小豆を加え3分位煮る。