料亭料理である ’かぶら蒸し’を作りました。
一昨年、京都のミシュラン2つ星の定宿へ泊まったおりに、あらかじめ
オーダーしておきましたが、出てきた代物は’かぶら蒸し’の姿もない
グシャグシャなもので、大いに落胆しました。
かぶら蒸しといえば、京料理の冬の定番でしょうに ・・・・
それ以来、私はあの宿を使う気にはなれません。
帰京してすぐ ’かぶら蒸し’ を作ったら、主人は 「 K庵より、はるかに上手く
出来てるし、最高に美味しい」 と 言ってくれました。
うちは、”かぶ” そのものの素材を楽しみたいので、あえて具はシンプルに
鯛2切れと冬に美味しいゆりねをころころと入れます。
熱々の銀あんが、体を芯から温めてくれる冬のご馳走です。
器は、麻布十番で買った大正時代の染付です。
【かぶら蒸し】の作り方はこちら http://ameblo.jp/yoihonomori/entry-11108207641.html